師定株式会社様より

2011年12月10日土曜日 0 コメント

師定株式会社様より支援金の寄付を頂きました。
咲かせよう日本の活動初期より理解、協力してくださり、
社内で寄付を募って頂いていました。
総額17,840円集まったそうです。

咲かせよう日本を代表して感謝させていただきます。
誠にありがとうございました。

大同クラフトさんが協賛してくれました。

2011年10月3日月曜日 0 コメント

この秋の支援活動(被災地に入っての活動)が難しそうになってきました。
球根を送るなどの活動に秋はなりそうです。
8月の活動を知って「大同クラフト」さんが参加してくださいました。
無償で商品を提供していただいたのでこの売上は全て活動支援金にさせて
いただきます。
寄せ植え教室の際、古橋くみ子さんに紹介していただきました。
東海地方では原発・放射能問題はまだ話題になりますが、被災地支援になると
みなさんの関心が薄れている感が多少感じられます。
この未曾有の大災害を風化させず支援の輪を拡げられるよう活動を
続けていきたいと思っています。

仙台レポート

2011年8月12日金曜日 0 コメント

8月3日の仙台市での活動レポートです。
8月2日朝5:00 岐阜各務ヶ原ICを出発しました。
長良園芸さんのトラックととうはちのトラックの2台です。
まずは今回花苗・プランターを提供してくれた
「八ヶ岳グリーンネットワーク」さんを目指します。
小淵沢ICを降りて15分ほどでフラワーハーツ八ヶ岳さんに
到着しました。
今回のプランターは小淵沢小学校3年生のみなさんが植えつけて
くれましたがフラワーハーツ田中君のお子様のクラスだそうです。
感謝します。
お父さんの仕事を理解しつつ復興支援に参加していい経験が
できたんじゃないかと思います。

仙台市までの道のりはネットで調べたところ約700Kmほど。
10~12時間くらいかかる予定でした。
一番気になるのは燃費と燃料代です。
思うように資金は集まらず輸送方法も課題として残りました。


このプロジェクトは震災直後にできて準備を進めてきました。
園芸関係のみなさんに声をかけて参加者を募ってきました。
受け入れ先として知り合いから宮城県本吉地区の区長さんを
紹介してもらい話を進めていました。
しかし途中でまだ受け入れ態勢が取れないということで断念しました。
今回の活動の基本的なルールとして受け入れ先に要望があれば
それに答えるということがありました。
絶対にこちらのひとりよがりにはなってはいけないと思っていました。
しかしプロジェクトを進めるには具体的な活動目標が必要との声もあり
少々焦りながら受け入れ先を探していました。

6月になり園芸店としては繁盛記のピークを過ぎたため時間に余裕が
できた事からいろいろな方と連絡を取るようになりました。
その中の一人が今回講師として参加してくれた金子明人さんです。
とても心良くプロジェクトへ参加してくれてしかも趣味の園芸の編集長さんを
紹介していただきました。
趣味の園芸編集長さんから泉緑化の鎌田社長を紹介していただきました。

ただボランティアをするとか募金をするのではなく花や園芸を通した支援が
したいという思いから始めたプロジェクトですが園芸業界の繋がりに感謝
しつつ話がどんどん進んでいきました。


ぼくは花が好きで花が好きな人が好きです。
長い東北の冬が終わりこれから春が…という時期に起きた今回の震災。
何もなければ普通に花をさわれていたであろう人達に花を届けたかったのです。
特に鎌田社長さんにはお世話になりっぱなしで本当にご迷惑をおかけしました。
何よりも御自身が被災者であるという立場で動いているのです。
その行動力と思いには敬意を表すると共に感謝の気持ちでいっぱいです。
長い道中でいろいろな事を思いながら運転していました。

そして仙台に着いた時には日も暮れ町の様子はまったくわかりませんでした。
鎌田社長とお会いし食事に連れていってもらいながら被害の様子がまったく
わからず不思議な感覚でした。

8月3日 9:00には荒井小学校用地仮設住宅に着きたかったので早めに準備して
宿を出発しました。
屋根の瓦が崩れている家を見て少しづつ震災の影響を自分の目で感じてきました。
荒井小学校用地仮設住宅は200棟からなる大きい仮設住宅です。

どうやって被災者の皆さんと向き合うのか?
なんて声をかければいいのか?
正直戸惑い緊張しました。
しかしトラックから花を降ろしている様子を見て集まってきてくれた皆さんが
とても明るく接してくれたので僕らも店のお客さんと接するようにお話ができました。
正直これではいけないと思いつつも励ましの言葉も軽くかけられるはずもなく…
疲労の後は見ていて分かるし不自由な仮設住宅での生活です。

雰囲気を和らげてくれたのプランターに植わったペチュニアでした。
花を見て思う気持ちはどこでも一緒です。
同じ気持ちを共有出来る事で緊張感は薄れていきました。
今日1日のスケジュールを考えると午後の分も先にプランターを配布しておきたかった
のですぐ次の仮設住宅に向かいました。
七郷中央公園仮設住宅です。ここにはプランターを60鉢の予定でした。
代表者さんと話していると近くの仮設住宅にも持っていって欲しいという事になり
急遽近くの公園にある仮設住宅にも20鉢届けました。
このふたつの仮設住宅は規模も少し小さく代表者の方も憔悴しきった様子です。
コミュニティーとして成立していない感じでした。
厳しい現実を感じました。周りは閑静な住宅街です。

午後からの講習会で驚くことがありました。
同じ仮設住宅に住みながら初めて知り合いと会った方がいたことです。
「あれ!?あなたここにいたの?」
感動の再開とまではいかなくとも知り合いと出会えたのは良かったです。
その機会や瞬間に立ち会えたのも今回のプロジェクトをやって良かったと
思える出来事でした。

午前の講習会はさすがの金子明人先生です。
時折笑いもおきながらの楽しい講習会でした。
いつも店で見る光景と一緒です。見ていてうれしくなりました。
そして金子先生に感謝です。
講習会の前にぼくの地元の公民館やお祭りで書いてもらった寄せ書きや
八ヶ岳の子供達のお手紙を紹介させていただきました。
これも感謝です。
講習会が終わると仮設住宅町内会の会長さんから感謝状を頂きました。
感謝したいのはこちらのほうなのに…

プランターを配布しているときの様子はみなさん楽しそうで来て良かった
と思いました。
やっぱり花はいいな。

お昼になり昼食の時間になりましたが食事はとらず津波の被害があった
地区へ向かいました。
最初からとても良くしてくれてた山本さんが案内してくださいました。
仮設住宅から車で15分ほど走ったころです。
高速道路の下をくぐりました。
テレビの映像で何度も見たあの高速道路。
だんだんと田んぼが見えてきたと思ったら見えてきたのは
くしゃくしゃになった車です。
仙台市内から車で15分ほど。復興どころか車やガレキの処理も
ままならないという現実をみました。
正直言葉もありません。
大破したガソリンスタンドを横切りながら海岸へと向かいます。
荒浜小学校がありました。
津波の強さや恐怖を感じる校舎や体育館。
ここで子供達に起こった事を思うと…
校舎に垂れ幕がありました。
たくさんの力をありがとう!
しばらく進むと家の基礎だけが残った町です。
延々と拡がる基礎だけの家。
これだけの町が一瞬にしてなくなったと思うととても平常心では
いられませんでした。


そこで出会った1組の家族。若いお母さんと息子さん、おばあちゃん。
お母さんに津波が松の木を超える黒い壁だったことを教えてもらいました。
おばあちゃんは車で津波に飲まれたそうです。ものすごい衝撃だったそうです。
運良く車が浮いて助かったそうです。
正直僕達は言葉もありませんでした。なんて言えばいいのか・・・
3歳くらいの息子さんが雰囲気を和らげてくれなかったらどうなっていたか。
その家族は午前中に僕らが行った仮設住宅の方でした。
被災地に入る僕らはもう少し強い気持ちが必要かもと思いました。

午後の講習も終わり帰路に着きました。週末に行われる仙台七夕祭りの
飾りがいっぱいでした。高速のICまではずっと渋滞。
今年のお祭りや花火、お盆は特別な意味を持つものになるかと思います。

12時間の時間や距離は行ってみれば遠い時間ではありませんでしたが、
その時間も有効に使える方法が無いか考えないといけません。
夜行バスなら同じ時間で7000円程度で仙台まで行けるようです。

今後の課題もたくさん見つかり改めて行って良かったと思えます。
花を見ながら談笑するみなさんや花について熱く語るみなさんと出会い、
花を見て思う気持ちはどこでも誰でも何時でも一緒なんだと確認できました。
これは園芸業界で働く私達には大きな教訓です。

最後に。
仙台の皆様
泉緑化様
八ヶ岳グリーンネットワーク様
小淵沢小学校の皆様
趣味の園芸編集長 向坂様

たくさんの力を貸していただき本当にありがとうございました。

活動の様子はギャラリーにある画像をご覧ください。



被災地復興支援の協力グループのみなさん

2011年7月23日土曜日 0 コメント


花と緑の力で3.11プロジェクト みやぎ委員会


受け入れ先を探していただきました。

八ヶ岳グリーンネットワーク

プランター250鉢を用意していただきました。

みんなの趣味の園芸


趣味の園芸編集長さんに仙台の泉緑化さんを紹介してもらいました。
このサイトでは趣味の園芸でおなじみの柳生真吾さんの活動なども
紹介されています。


花と緑を通じての小さな繋がりに感謝します。

 
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